エンド・オブ・ジャパンのようです
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85: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/04(金) 23:18:53.27 ID:g15duR2T0
『ヌゴッ!!?』

『ガッ、ガガァアアア………!!』

〈テキカンニメイチュウ、ソンショウダイ!〉

〈モクヒョウノケイクウボチュウハ、ソクリョクオオハバニテイカ!!〉

〈ゴウチンナンザネラワナクテイイゾ!シッカリアテルコト、“フカデ”ヲオワセルコトニシュウチュウシロ!!〉

敵後衛群は確かに艦載戦力を無力化していますが、あくまで艦隊そのものは無傷に近い状態で健在です。飛行中隊2個分にすら届かない“物量”の問題は、練度で解決できるものではありません。
戦果を求めて下手に深追い・長居をすれば、前・中衛群と比して混乱度合いが小さい分立て直しに成功した構成艦隊からの対空砲火によって思わぬ損害を受ける可能性もあります。

〈ゼンキトウダンカンリョウ!!〉

〈ヨシ、トンズラスルゾ!!ボカンドノノモトヘモドレ!!〉

故に、一撃離脱。故に、【軽空母ヌ級】を始めとした非ヒト型への徹底的な目標集約。

ヲ級とヌ級。正規空母と軽空母という艦種の差異から最大搭載機数や耐久力、脅威度などは言うまでもなく前者の方が圧倒的に上です。しかしながらヒト型をしている前者に対し、非ヒト型である後者の大きさは数倍から十数倍にも達します。

損傷を受け、航行能力に致命的な支障が発生した時。或いは、速度が大幅に低下した時。

どちらが“艦隊全体”の運動を阻害するかは、比べるまでもありません。

『ヌゴッ、グゥ………』

『ヲヲッ!!ヲンッ!!』

投下された爆弾は、航空隊の機数と同じ23発。その尽くが、ヌ級や護衛であった非ヒト型の“泣き所”を正確に貫いていました。

喫水線、機関部、甲板………身体的な部位で言えば、眼球や頭頂部。一発轟沈を狙うのではなく、航行にあたって厄介な場所に大きな損傷を与える。

例えるならペリリュー島の帝国陸軍守備隊が、米軍の上陸部隊にあえて“負傷者”を多発させたようなものでしょうか。一気に23隻もの“損傷艦”が、それも艦隊の「動線」が集中している箇所でばかり発生し、ある程度の組織的艦隊運動を維持できていた後衛群は一転して大混乱に陥りました。

「両翼水雷戦隊、突入!後衛空母群を挟撃してください!」

ただでさえ大所帯故の鈍重さに加えて、壊乱の末に敗走している状況下で十分な速力を出せていない敵艦隊群。いかに空母を中心に足の速い艦が揃っていたであろう後衛と言えど、それさえ統率が崩壊したとあれば最早逃げ切ることは不可能でしょう。

《さぁ、今度こそいっち番槍は頂くよ!!》

《ふふん、アタシがいるから無理だもんね!!》

追撃する水雷戦隊がそれぞれ白露さん、島風さんを擁しているなら、尚の事。


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