217:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:52:02.09 ID:XVB8s0iW0
8 魔女と刺客
魔女と賢者は切り札となりうる知識を獲得したが、
状況は切迫していた。
218:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:52:29.88 ID:XVB8s0iW0
そしてその開発陣の中に、
特に抜きんでた才人がいた。
219:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:53:40.24 ID:XVB8s0iW0
エヴァは、一応はアンブラ族の血筋ではあったものの、
祖母がかつて一族から追放された所謂「孤高の魔女」であり、
彼女も元々は同様の身分だった。
220:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:54:11.11 ID:XVB8s0iW0
彼女は成人前の段階で、
すぐさまアンブラ族へ招かれることとなった。
ただし当初、彼女はこの誘いを受けるかは迷っていた。
221:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:54:37.44 ID:XVB8s0iW0
魔女の本拠地、ヴィグリッド入りした彼女は、
その才を見込まれすぐに最上位の開発研究陣に加わることとなった。
ただしアンブラ族に正式復帰できたわけではなかった。
思想と価値観が主流派とは相容れなかったからである。
222:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:55:03.66 ID:XVB8s0iW0
そして彼女は大きな期待をうけ、
魔術の先端研究に専念することとなった。
その間、いくつかの悲しい出来事があった。
223:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:55:32.68 ID:XVB8s0iW0
「闇の左目」から『時の記憶』の情報が発見された当時、
彼女はいまだ150歳ほどと魔女としてはまだまだ若輩であったものの、
すでに開発研究の中心人物となっていた。
224:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:56:08.46 ID:XVB8s0iW0
そしてもちろん、
魔女/賢者/魔神たちは妨害に対する備えも固めていた。
エヴァを含め開発陣の守りは厳重であり、
それこそ魔帝が自ら出陣でもしないかぎり鉄壁であった。
225:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:56:58.81 ID:XVB8s0iW0
当然ながら諸勢力は
他の侵犯者の情報収集にも尽力していた。
覇王アルゴサクスについては、その傲慢と虚栄と支配欲ゆえに
226:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:57:43.28 ID:XVB8s0iW0
だが一方で、残るもう一柱、
スパーダについては問題があった。
そもそもの動向把握が難航を極めていたために。
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