224:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:56:08.46 ID:XVB8s0iW0
そしてもちろん、
魔女/賢者/魔神たちは妨害に対する備えも固めていた。
エヴァを含め開発陣の守りは厳重であり、
それこそ魔帝が自ら出陣でもしないかぎり鉄壁であった。
また、もし魔帝自身が動いたとしても、
予め用意してあるあらゆる対応策を起動させ、
魔女と賢者の総力をあげて迎撃を行う態勢も整えられていた。
魔帝の動きを事前察知して迎え撃てば、
大変な犠牲は避けられないものの、
エヴァたちが対『創造』技術を完成させるまで
持ちこたえることは可能と判断された。
この時期、魔女と賢者の武力はまさに
魔帝とその軍勢全てとも
正面から戦える水準にまで達していた。
くわえて魔神たちの全面的な支援もあったため、
天界と人間界の連合はようやく確かな勝算も描けるようになりつつあった。
だが忘れてはならないのは、
脅威は魔帝だけではないということ、
侵犯者は三柱いたのだから。
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