和久平八郎「怖くないのか?」青島俊作「正義を盾にしてますから」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 20:58:01.50 ID:qO16CCyLO
「和久さん……落ちついて聞いてください」
「なんだよ、改まって」
「動かないで」
「だから、なんだよって……ぐえっ!?」
「動かないで!!」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:00:11.56 ID:qO16CCyLO
「てめぇら、覚えてろよ……今度お前らに何かあっても絶対助けてやんねえからな!!」

一目散に逃げた仲間たちに怨嗟を口にする和久は手近な場所にいた青島だけはしっかり掴んで離さなかった。とんでもないじじいだ。

「すみれさん、何してんの!?」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:02:01.92 ID:qO16CCyLO
『椅子に座っても安全ピンを抜かなければ爆発しません』
『安全ピンは抜くな』

山部の解説を室井はそのまま伝えたのだが。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:05:11.01 ID:qO16CCyLO
「俺も動けなくなっちゃいました」
「なにをやってんだよ……」
「どうしてこんなことになっちゃってんの」
「昔取り調べした山部って男が、俺に報復するために爆弾椅子を送りつけてきたらしい」

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:07:13.63 ID:qO16CCyLO
「ああ、くそっ」
「大丈夫ですか?」

しんみりしたのも束の間、和久が青い顔をして唸り始めた。恩田すみれが老体を気遣う。
てっきり持病の腰痛が辛いのかと思いきや。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:09:19.48 ID:qO16CCyLO
「和久さん。気持ちはわかりますが、爆発物処理班が来るまでもう少しの辛抱ですから」
「お前に俺の気持ちがわかるのか?」
「わかります」
「嘘つけ。肛門がもう若い頃とは違うんだ」
「嘘つきました。わかりません」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:10:26.51 ID:qO16CCyLO
「いや〜生きてるって素晴らしい!!」

その後、爆発物処理班が到着して無事爆弾を解体して解放された青島は凝り固まった身体を伸ばしつつ、生の実感を噛み締めていた。

「青島くん、青島くん」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:11:42.11 ID:qO16CCyLO
「頼むぞ、警察を……なんてな」

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜っ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2021/07/29(木) 22:38:09.16 ID:6bSlUUc3O
懐かしいな乙
オチがひどすぎるぜ


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