和久平八郎「怖くないのか?」青島俊作「正義を盾にしてますから」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:07:13.63 ID:qO16CCyLO
「ああ、くそっ」
「大丈夫ですか?」

しんみりしたのも束の間、和久が青い顔をして唸り始めた。恩田すみれが老体を気遣う。
てっきり持病の腰痛が辛いのかと思いきや。

「座る前にトイレに行けば良かった」
「え?」

青島は耳を疑った。このじじい、一体何を。

「糞がしたい」
「だ、大のほうっすか?」
「スカとか言うな」
「す、すんません」

その『スカ』じゃないのに神経過敏すぎる。

「は、話をしましょう。気分転換に」
「もうその段階は終わった」

ああ、だからあんな良い話を聞かせたのか。

「和久さんお願いですから堪えて下さい」
「この歳になると堪えが効かなくてなあ」
「和久さんが漏らせば僕までドカンです」
「お前も一緒にドカンと漏らすってのか」

なに抜かしてやがる。耄碌ここに極まれり。


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