和久平八郎「怖くないのか?」青島俊作「正義を盾にしてますから」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:10:26.51 ID:qO16CCyLO
「いや〜生きてるって素晴らしい!!」

その後、爆発物処理班が到着して無事爆弾を解体して解放された青島は凝り固まった身体を伸ばしつつ、生の実感を噛み締めていた。

「青島くん、青島くん」
「ん? どうかした、すみれさん」
「アレ、どうする?」

ぽしょぽしょすみれさんが耳打ちしながらそれを指さす。和久さんの尻に刺さった安全ピンの長い紐。どうするってどういう意味だ。

「抜いてみる?」
「いや、だめでしょ」
「こりゃ失敬」

おどけた様子のすみれさんにはまるで反省の色が見られずこれはやるなと青島は思った。

「和久さんごめん!」
「和久さん逃げて!」
「お?」

すぽんっ!

「んぎっ!?」

ぶりゅっ!

「フハッ!」

ほらやった。すーぐやった。現行犯である。


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