和久平八郎「怖くないのか?」青島俊作「正義を盾にしてますから」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/29(木) 21:00:11.56 ID:qO16CCyLO
「てめぇら、覚えてろよ……今度お前らに何かあっても絶対助けてやんねえからな!!」

一目散に逃げた仲間たちに怨嗟を口にする和久は手近な場所にいた青島だけはしっかり掴んで離さなかった。とんでもないじじいだ。

「すみれさん、何してんの!?」

2人だけかと思ったら、恩田すみれが居た。

「早く逃げて!」
「あ、もしもし、恩田です。至急、爆発物処理班をお願いします。はい、よろしくです」

青島が避難を呼びかけるも、すみれは逃げなかった。これが本来あるべき仲間の姿だ。
彼女は冷静に爆発物処理班を呼んでくれた。

と、そこで刑事課に電話が。

「課長、電話です」
「事件だったら、今忙しいって断って」

今忙しいからといって放置出来ないだろう。

「はい、刑事課です」
『警視庁の室井だ。慌てずに聞くんだ。今日和久刑事に送られた椅子には爆弾が仕掛けられている。絶対に座るな』
「もう座ってます」

室井は途方に暮れた。刻既に遅かったのだ。


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