鹿賀りん「ダイキチが悪いんだよ?」河地大吉「ああ……俺が悪い」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:08:25.17 ID:VrI1bENjO
「りん……俺から離れる時は声をかけて」
「うん。わかった」

どっと疲労感が押し寄せてくるも、せっかくのお出かけである。ともあれ怒りを鎮める。
そもそもこれから別行動する算段なのだ。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:10:44.39 ID:VrI1bENjO
「あれ……? りん? どこだ……?」

なるべく、急いで戻ったつもりだった。

しかし、りんの姿が見当たらない。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:12:50.92 ID:VrI1bENjO
「りん! 返事してくれ! りーん!!」
「お、お客様、落ち着いて……!」

半ば発狂したように叫ぶと、店員に宥められて、なんとか我に返る。頭を冷やさねば。
足りない頭を必死に働かせて、閃いた。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:15:27.53 ID:VrI1bENjO
「ダイキチ! 遅い! どこに行ってたの!?」
「……すんません」

本日何度目の謝罪だろうか。それでも、だ。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:17:23.92 ID:VrI1bENjO
「ダイキチ、それなーに?」
「これか?」

クレープと、ドーナツと、塩豆大福をパクつきながら、りんが俺の荷物に気づいた。
傍らに抱えた大きな紙袋をりんに手渡す。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:19:11.61 ID:VrI1bENjO
「ねえ、ダイキチ」
「ん? なんだ?」

くまのぬいぐるみと俺を交互に見比べてから、りんはこんなことを尋ねてきた。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:21:04.71 ID:VrI1bENjO
その日の晩。

「ん……? りん、大丈夫か?」
「ううっ……ダイキチ、どこ……? 怖いよ」

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:22:27.50 ID:VrI1bENjO
「……わかった。好きにしろ」
「ダイキチが悪いんだよ?」
「ああ……俺が悪い」

一応、これでも大人だ。全てを受け入れる。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/02(水) 22:23:35.70 ID:VrI1bENjO
「フハッ!」

ああ、なんと情けない。保護者失格である。

ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2020/09/02(水) 23:40:18.70 ID:p4jMFyspO

うさぎドロップとは懐かしい


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