もしもし、そこの加蓮さん。
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97:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:14:48.17 ID:QqIdgo5i0

むっ、と、加蓮がおとがいに指を添えて唸りました。
そのままむむむと唸ったかと思うと、指を三本、伸ばします。

 「三倍返しするから」
以下略 AAS



98:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:23:58.23 ID:QqIdgo5i0

彼の言葉通り、アニバーサリーライブ後の加蓮は以前にも増して熱が入っています。
ポテトだったらからりと揚がるくらいです。
所属当初は液体生物と化していたダンスレッスンも、
最近は何とかヒトの形を保ったまま終える事が出来るまで成長を遂げました。
以下略 AAS



99:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:33:16.91 ID:QqIdgo5i0

 「単語レベルだよ。聞き齧りの付け焼き刃。で?」

 「正解だよ。俺の意図はそれだけど」

以下略 AAS



100:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:42:34.23 ID:QqIdgo5i0

 「ふぅん」

企画書をめくりつつ、同時に頭の中の加蓮ちゃん大辞典もめくってやります。
どちらも覚えのある名前でした。
以下略 AAS



101:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:46:16.87 ID:QqIdgo5i0

 「神谷さんも今頃ソロデビューの曲を貰ってる筈だよ」

 「あ、そうなんだ」

以下略 AAS



102:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 22:02:45.40 ID:QqIdgo5i0

 ◇ ◇ ◆


 「何にする?」
以下略 AAS



103:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 22:10:00.11 ID:QqIdgo5i0

 「自己紹介はさっきのでもうオッケー?」

 「ええ。殿方の前では出来ないような、女同士のやらしい話をしましょう」

以下略 AAS



104:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 22:41:46.72 ID:QqIdgo5i0

一口。二口。
少し考えて、もう一口。

 「まずね、急過ぎてびっくりしてるの」
以下略 AAS



105:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 22:50:49.74 ID:QqIdgo5i0

二人が笑い合いました。
少しだけ冷めて湯気も落ち着いたカフェラテはちょうど飲み頃のようです。

 「そういえば、加蓮はどんな曲を貰ったの?」
以下略 AAS



106:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 22:51:17.21 ID:QqIdgo5i0

 「あら。どこか気に入らない?」

 「気に入らないっていうか……折り合いが悪くて」

以下略 AAS



107:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 23:00:59.75 ID:QqIdgo5i0

目の端に滲みかけていた涙を軽く拭い、
奏はようやくいつもの落ち着きを取り戻します。

 「ねぇ。よければ聞かせてもらえる? 貴女と神様の馴れ初め」
以下略 AAS



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