97:名無しNIPPER[saga]
2020/04/30(木) 21:14:48.17 ID:QqIdgo5i0
むっ、と、加蓮がおとがいに指を添えて唸りました。
そのままむむむと唸ったかと思うと、指を三本、伸ばします。
「三倍返しするから」
「オーケー。交渉成立だ」
「何の話だっけこれ」
「めでたい話第一弾。こっから第二弾」
「えんっ」
対抗するように伸ばされた二本の指に意表を突かれ、
加蓮は変な声を上げてしまいました。
頬を染めてまた口元を抑える彼女の姿に、プロデューサーは肩を震わせました。
「ユニットを組んでもらう。それも、二つ」
「……おおー、二つも」
「加蓮の頑張り、ちゃんとみんな見てるって事さ」
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