晴海シンジュ「四月馬鹿には笑いたい」【ナナシス】
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2: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:05:11.71 ID:rGjnhKth0
4月1日。世間ではエイプリルフールと呼ばれる日だ。

正直私はこのイベントに良いイメージはない。

いつも私を振り回す姉の冗談が大義名分を得てさらに加速する日だからだ。
以下略 AAS



3: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:05:42.74 ID:rGjnhKth0
カジカ「もうお姉ちゃん! 本当に心配したんだからねっ!」

サワラ「ごめんごめん。でもかえらないで〜って泣くカジカちゃんの姿にお姉ちゃんったらもう涙がちょちょ切れて」

シンジュ「まぁ、それがカジカの良いところだ」
以下略 AAS



4: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:06:11.45 ID:rGjnhKth0
エイプリルフールか。

皆が笑顔で嘘をつく日。

そんなことができればちょっとは可愛げがでるのだろうか。
以下略 AAS



5: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:06:39.31 ID:rGjnhKth0
カジカ「おーい二人ともぉ。朝ごはんできたってお母さんが」

シンジュ「それにバカな姉も大嫌いだ。目障りだ」

カジカ「ふぇ?」
以下略 AAS



6: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:08:15.33 ID:rGjnhKth0
嘘じゃなかった。

カジカはレッスンを休み、サワラはそれに付き添っている。

そして私は一人、ナナスタに来ていた。
以下略 AAS



7: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:08:41.47 ID:rGjnhKth0
支配人「昔話をしようか。実は僕もね、ちょっぴりだけど荒れていた時があったんだ」

支配人「キレて物を壊して、母さんにひどいことを言って。今でも反省してる」

支配人にも、そういう時期があったのか。
以下略 AAS



8: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:09:13.22 ID:rGjnhKth0
シンジュ「………」

かえるが、しんでいた。

そのかえるは、わたしがひろってきたもので、かわいがっていた。
以下略 AAS



9: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:09:40.34 ID:rGjnhKth0
ビリッ

支配人「!」

シンジュ「すまない支配人。今日はもう帰っていいだろうか」
以下略 AAS



10: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:10:10.69 ID:rGjnhKth0
シンジュ「カジカ! サワラ!!」

カジカ「シィ、ちゃん」

シンジュ「悪かったっ! すまなかったっ! あんなことは本心じゃないんだ!」
以下略 AAS



11: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:10:36.70 ID:rGjnhKth0
サワラ「おはよーございまーす!」

コニー「おっ、三人揃ってご登場とは。それに手を繋いで」

カジカ「えへへ。シンジュちゃんが言い出したんです」
以下略 AAS



12: ◆HQmKQahCZs[sage]
2020/04/01(水) 11:11:02.78 ID:rGjnhKth0
エイプリルフール

四月バカ

どうせ嘘をつくならとびっきりバカみたいな嘘をつくべきだ。
以下略 AAS



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