魔法少女アレイスたん☆マギカ
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40:ちょっとゴリ押し[sage saga]
2020/02/01(土) 00:52:03.29 ID:hBF2B/l50
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41:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/01(土) 01:44:57.52 ID:hBF2B/l50
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/01(土) 08:39:28.41 ID:hBF2B/l50
 なんとかこの場を穏便に済ませることができたマミであった。一方の銀の少女はイタズラを企てるような含み笑いをしていた。
 「それからこの場の後処理は私に任せたまえ。血の後処理なぞ君のような子供のすることではない」
 さらっと銀の少女に小馬鹿にされた。そりゃ確かに血の後処理なんかは年頃の少女がすることではないが、それふ彼女とて同じこと。見た目で人を判断してはいけないが、むしろ彼女の方が年下であろう。この場に第三者がいた場合、恐らくマミの方が年上というだろうと確信できる程目の前の少女は幼かった。やはりこの銀の少女は他人を馬鹿にするのが好きなようだ。
 ただ、この銀の少女の言い方ではこの場の後始末が出来るというようなことだったので、それが少し気になったので銀の少女に問おうとすると、
 「それはどういう.....!?」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/01(土) 09:34:13.14 ID:hBF2B/l50
 「.....今更の質問だけれど、あなた魔法少女よね?」
 と銀の少女へ問いかける。続けて、
 「さっきの血を消す時、魔力らしい魔力を感知しなかった。だけどさっきみたいなこと、魔法でもない限り出来ないことよね?あなた一体.....?」
 と問いかけた。銀の少女はそれに対して、
 「私は『人間』だよ。何者でもない」
以下略 AAS



44:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/01(土) 11:59:52.48 ID:hBF2B/l50
 結局銀の少女がどこへ行ったかは分からなかった。それに一応治療したとはいえ黒いローブの男を放っておく訳にもいかなかった。それから間もなくして、黒いローブの男の知り合いだと言う人に男を引き渡し、銀の少女を探してみたが、見つからなかった。仕方がないので家に帰ることにした。
 なんとも不思議な出会いだった。
 人を小馬鹿にするかと思ったら年相応の子供っぽい側面を見せる。しかし不可解な点も多く、なんともミステリアス少女だったとマミは銀の少女へ思いを馳せていた。
 それに気になったのはそれだけではない。
 「キュゥべえ、あの時なんで黙っていたの?あの娘に何か気になることでもあったの?」
以下略 AAS



45:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/01(土) 15:29:12.68 ID:hBF2B/l50
 しかしキュゥべえが分からないのは本当に珍しく、マミはあの銀の少女について好奇心が湧いてきた。
 マミはティーカップに紅茶を注ぎながら、
 「キュゥべえ、聞くけどあの娘ってどこら辺が普通じゃなかったの?魔法少女になったらただの魔法少女にはならないってこと?」
 一方のキュゥべえはマミのソファーの上でゴロゴロしながら、
 「そうだね、彼女は普通の少女とは言えないかな。魔法少女の素質には因果律っていうのが関係しているんだけど、彼女の因果律は過去最高のものだったよ。それこそ史上最強の魔法少女になれる位にね。だけど不可解なことに彼女には因果律が収束しているだけじゃなかったんだ。僕にも分からない謎の力があってそれで魔法少女に出来るかどうか分からなかったんだ」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/01(土) 17:18:50.61 ID:hBF2B/l50
 一方の銀の少女こと糞薬中バイセクシャルド変態魔法少女アレイスたんは鳥を近くの山へ埋め、ネット喫茶へ戻ってきていた。その頃には既に辺りが静まり返り、本格的な夜へと変貌していた。
 そして今日、街を散策した結果を頭の中で整理していた。
 (この街は科学の街のくせして魔法少女など随分とメルヘンチックなものを抱え込んでいるな)
 散策した結果を整理するといっても成果といえば夕方に出会ったあの魔法少女(?)と彼女の足下にいた謎の生命体についてだった。
 (気付いていないとでも思ったのかね)
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/02(日) 11:51:03.43 ID:9H4y6mch0
 翌日。
 とにかくこの街について本格的に調べる必要が出てきた。
 コキコキと首を鳴らしながらアレイスターはパソコンを起動させる。
 「さあて、作業に取りかかるとするか」
 アレイスターはまず、あらかじめ昼間の内に完成させておいた小切手位のハッキング用のフラッシュメモリをパソコンへと投じる。
以下略 AAS



48:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/02(日) 13:10:01.21 ID:9H4y6mch0
 (一体なにを......?)
 この街について本格的に調べようとしたのも彼女との邂逅からだった。アレイスターはカメラの映像の記録の精査を彼女の行動に重点的に調べあげることにした。
 数時間、ずっとカメラの映像の記録と格闘していたアレイスターは一旦休憩を入れることにした。この時間、ずっとあのメルヘン少女の行動を追ってきて分かったことがいくつかある。
 まず、彼女は魔術師とはまた違った存在であるということ。
 カメラの映像の記録を見るに恐らく彼女は魔術とは一切関係のない一般人だろう。だが詳しいことは分からないが、何故か彼女は魔術を使うことが出来る。それも原理は同じだがプロセスが微妙に違う。昨日邂逅した時から時折彼女の口にしていた魔法少女なる者特有のものだろう。
以下略 AAS



49:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/02(日) 17:06:17.51 ID:9H4y6mch0
 この街で最初に感じた、そして今でも感じている違和感。恐らく彼女達の言う“魔女”の力なのだろう。キュゥべえとやらの構築しているネットワークに続き、違和感の大まかな正体について知れたことは僥倖だ。ただ、
 (それだけではないな)
 そう、キュゥべえとやらのネットワーク、魔女、それだけではない。だがそれは常に近くにあって、自分の知っているような感覚である。アレイスターはねっとりと纏わり付くようなもやもやに思考を傾けていく。この違和感はもっと身近にある気がするのだが......と。答えは喉まで出かかっているのに、あと一歩のところで手が届かないようなもどかしさ。
 「はああぁぁぁ。いくら考えても答えが出ないのならば思考を切り替えるしかないか」
 長いため息をつきながらアレイスターは次の行動をおこすべく重い腰を上げた。
以下略 AAS



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