49:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/02(日) 17:06:17.51 ID:9H4y6mch0
この街で最初に感じた、そして今でも感じている違和感。恐らく彼女達の言う“魔女”の力なのだろう。キュゥべえとやらの構築しているネットワークに続き、違和感の大まかな正体について知れたことは僥倖だ。ただ、
(それだけではないな)
そう、キュゥべえとやらのネットワーク、魔女、それだけではない。だがそれは常に近くにあって、自分の知っているような感覚である。アレイスターはねっとりと纏わり付くようなもやもやに思考を傾けていく。この違和感はもっと身近にある気がするのだが......と。答えは喉まで出かかっているのに、あと一歩のところで手が届かないようなもどかしさ。
「はああぁぁぁ。いくら考えても答えが出ないのならば思考を切り替えるしかないか」
長いため息をつきながらアレイスターは次の行動をおこすべく重い腰を上げた。
144Res/130.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20