45:以下、名無しにかわりまして上イン好きがお送りします[sage saga]
2020/02/01(土) 15:29:12.68 ID:hBF2B/l50
しかしキュゥべえが分からないのは本当に珍しく、マミはあの銀の少女について好奇心が湧いてきた。
マミはティーカップに紅茶を注ぎながら、
「キュゥべえ、聞くけどあの娘ってどこら辺が普通じゃなかったの?魔法少女になったらただの魔法少女にはならないってこと?」
一方のキュゥべえはマミのソファーの上でゴロゴロしながら、
「そうだね、彼女は普通の少女とは言えないかな。魔法少女の素質には因果律っていうのが関係しているんだけど、彼女の因果律は過去最高のものだったよ。それこそ史上最強の魔法少女になれる位にね。だけど不可解なことに彼女には因果律が収束しているだけじゃなかったんだ。僕にも分からない謎の力があってそれで魔法少女に出来るかどうか分からなかったんだ」
「魔法少女の素質ってそういうので決まるのね。でもキュゥべえにも分からない謎の力が働いているせいで魔法少女に出来るかどうか分からないってことね」
ますますミステリアスさが増していく銀の少女。最初、というか最後まで印象としては悪かったが、もしも彼女が魔法少女になった時、共に戦ってくれるだろうか。もう一人ぼっちにならなくていいのだろうか。
(本当は巻き込んじゃいけないのかもしれないけど)
キュゥべえは彼女のことについて考えているのか目線は上の空だ。
そしてキュゥべえは、
(あの力.....。何か懐かしいような、どこかで感じたような気がする)
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