魔法少女アレイスたん☆マギカ
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112:松坂英治[saga]
2020/03/02(月) 02:33:39.63 ID:cYuzRuES0
 「パーティーの時間には間に合ったか」
 左手にはねじくれた銀の杖を持ち、右手は鉄砲のジェスチャーをしていた銀の少女が呟いた。
 「さあ、第二ラウンドといこうか。こちらも雑魚ばかり相手をしていて退屈していたところだったんだ。精々楽しませてくれよ」
 黄色い魔法少女は呆然としていてまどかとさやかは固まったまま、ほむらは今の現象が理解出来ずに唖然としていた。そしてアレイスターは鉄砲のジェスチャーをした右手を構えたまま、シャルロッテの方へと一歩、二歩と歩みを進める。
 「Let's start witch hunting.Special
以下略 AAS



113:松坂英治[saga]
2020/03/02(月) 02:34:36.25 ID:cYuzRuES0
 「どうなっているの?」
 黄色い魔法少女、巴マミはそう呟いた。謎の銀の少女と暁美ほむらが一緒に戦っている光景を呆然としながら見ていた。
 魔法少女でない筈の銀の少女が何故魔法を使える?
 彼女達は自分を助けに来てくれたのか?
 いや、そもそも自分は今までどんな状況だった?
以下略 AAS



114:松坂英治[saga]
2020/03/02(月) 02:35:20.93 ID:cYuzRuES0
 某第一位風にカッコつけながらアレイスターはマミ達を守るようにマミ達の前に立った。
 「先程は雑魚ばかりと言ったがここまで耐久値が高いと最早ストレスゲーだな」
 右手と左手、二丁拳銃のジェスチャーをとり連続で火花を散らす。ズガガガガガガガッッッ!!!!!と、いくつもの銃弾の雨がぶつかる衝撃がシャルロッテを襲う。
 「さて、そろそろ終わりにさせてもらうとするかね」
 と言い、お菓子の魔女にトドメを刺す為にジェスチャーの構えをする。それは大体大砲のようなものだった。
以下略 AAS



115:名無しNIPPER[sage]
2020/03/03(火) 14:24:32.65 ID:ce8ghFvUO
いいわよ。もっと供給なさい...


116:松坂英治[saga]
2020/03/03(火) 20:10:08.22 ID:AdULX9Kb0
 シャルロッテが倒されたことにより、サイケデリックなこのサイケデリックな空間もシャルロッテと共に消えていった。
 日が傾き、世界をオレンジに染め上げたその場に残っていたのは通路の中央にあるグリーフシードとアレイスター、暁美ほむら、鹿目まどか、美樹さやか、キュゥべえ、そして巴マミだった。
 巴マミは最初、まるで時が止まったかのように呆然としていた。だが、自然とマミの思考は現実のスピードに戻り、今の状況を理解するに至った。
 そして、そして、そして。

以下略 AAS



117:松坂英治[saga]
2020/03/03(火) 20:14:49.40 ID:AdULX9Kb0
 マミは震える体を押さえ込みながらも、“二人”の下へと歩み寄った。
 「助けてくれてありがとう。そして暁美さんには酷いこと言ったりしてごめんなさい。勘違いしてたとはいってもあんなことをしてごめんなさい」
 「いいえ、気にしてはいないわ。あなたが助かればそれで良かったわ。こちらこそ言い方が悪かったわ、ごめんなさい」
 二人の雰囲気はシャルロッテの結界の中にあった邪険なものではなく、和解したような柔らかいものになっていた。
 それを遠目に見ていた美樹さやかも何かを思ったのか、ほむらの方へと駆け寄り、
以下略 AAS



118:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 10:42:10.43 ID:05gHMH560
 「巴マミ」
 辺りが喜びのムードになる中、暁美ほむらは巴マミの名前を短く呼んだ。
 「......何かしら?」
 先程和解したばかりだというのにほむらの目はなにやら鋭かった。
 「あなた、さっきのことがあってまだ魔女と闘える?」
以下略 AAS



119:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 10:43:06.61 ID:05gHMH560
 「いいの?」
 「ええ、勿論よ。約束する」
 予想外の返答に一瞬呆ける巴マミ。そして理解が現実に追い付いたのか、
 「ありがとう......!本当にありがとう......!!」
 「別に気にしなくていいわ。わたしにもわたしの目的があってその為にやっているだけですもの」
以下略 AAS



120:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:54:20.61 ID:05gHMH560
 言いかけた時、アレイスターに異変が起こった。
 「ごぶっ......」
 先程までは何の問題もなく、シャルロッテの攻撃も受けていない筈のアレイスターの口から血が垂れてきていた。それが引き金なのかアレイスターはその場にしゃがみこみ思いきり赤い鮮やかな血反吐を吐いた。
 「ごふ......ごほっごほ......」
 一瞬のことで何が起こったのか理解出来ずに固まってしまう少女達。そしてやっと理解が追い付き、
以下略 AAS



121:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:57:27.98 ID:05gHMH560
 「いや......でも......」
 「ではそこの暁美ほむらと言ったか。君が私をおぶってくれないか?そうすれば移動中も状態が悪化しないだろうしな」
 「本当にいいのかしら?ここは病院の敷地内でもあるのよ」
 「いや、病院は結構するよ。諸事情で病院にお世話になりにくくてな」
 「......分かったわ」
以下略 AAS



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