魔法少女アレイスたん☆マギカ
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112:松坂英治[saga]
2020/03/02(月) 02:33:39.63 ID:cYuzRuES0
 「パーティーの時間には間に合ったか」
 左手にはねじくれた銀の杖を持ち、右手は鉄砲のジェスチャーをしていた銀の少女が呟いた。
 「さあ、第二ラウンドといこうか。こちらも雑魚ばかり相手をしていて退屈していたところだったんだ。精々楽しませてくれよ」
 黄色い魔法少女は呆然としていてまどかとさやかは固まったまま、ほむらは今の現象が理解出来ずに唖然としていた。そしてアレイスターは鉄砲のジェスチャーをした右手を構えたまま、シャルロッテの方へと一歩、二歩と歩みを進める。
 「Let's start witch hunting.Special
things only for today(パーティーを始めよう。最高に狂ったパーティーを).」
アレイスターの台詞を言い終えるのとシャルロッテが動き出すのはほぼ同時だった。怒り狂ったように大顎を開き突進をかまし、アレイスターを喰い殺さんとするシャルロッテ。図体がデカイ分威圧感や風圧が凄いが、しかしアレイスターは臆せずに右手を構える。そして、アレイスターは右手から火花を散らした。しかしアレイスターが連想させたのはただの拳銃ではない。もっと威力のある大仰なものだった。
 そして第三者の目には“それ”はこう映っていた。
 (マスケット銃......?)
ドッッッッッッガッッッッッッ!!!!!!という衝撃が、またもやシャルロッテを襲う。
 「そんな突進程度でこのアレイスター=クロウリーが怯むとでも思っていたのかね?」
 しかし背後にはシャルロッテの使い魔達が忍び寄り、
 ズガガガガガガガッッッ!!!!!という耳をつんざく音と衝撃が使い魔達へと浴びせられた。
 「そのまま続けて頂戴。取り巻きはわたしが片付ける」
 「了解」
 さあ、黄色い魔法少女の死の運命をこのファンシーな空間ごとぶち壊せ。


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