121:松坂英治[saga]
2020/03/04(水) 11:57:27.98 ID:05gHMH560
「いや......でも......」
「ではそこの暁美ほむらと言ったか。君が私をおぶってくれないか?そうすれば移動中も状態が悪化しないだろうしな」
「本当にいいのかしら?ここは病院の敷地内でもあるのよ」
「いや、病院は結構するよ。諸事情で病院にお世話になりにくくてな」
「......分かったわ」
「暁美さん!?」
「治療ならあなたの家でも出来るでしょ?なら早くあなたの家へと連れてくべきだと思うけれど?それに本人がここまで言うのにも訳があるのでしょうし、その訳も含めてあなたの家で話させればいいでしょう?」
ここで押しに弱いマミは、
「......分かったわ。ただしあまり無茶はしないこと。分かった?」
「ええ」
「りょーかい」
適当に返事をする銀の少女を心配するが、今は家に帰ることが先決だ。
「じゃあ、アレイスターさんの為にも早く家に帰らなきゃね!」
方針は決まった。後は家に帰るだけだ。
「あんた大丈夫?スゲー血吐いてたけど......」
「そうだよ。やっぱり病院に行った方が......」
マミの家へと帰る途中でも後輩二人はアレイスターの心配をしていた。
「くどいぞ。それ以上言うのならば私の夜の相手、詳しくはセッ○クスの相手をしてもらうぞ」
......ここで下ネタを言うところは歪みない変態少女擬きアレイスターだった。まどかとさやかは顔を真っ赤にしていた。
「それに私よりもあの黄色い方を気にしたまえ」
とアレイスターが後方へ指を指すとそこには足を震わせながら歩いているマミの姿があった。
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