2: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:23:21.11 ID:86FQdztyO
ぴぴぴぴっ、ぴぴぴぴっ
「っ!!」
3: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:24:21.97 ID:86FQdztyO
「今日の朝ご飯はね、甜花ちゃんが作ったんだよ!」
4: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:25:10.10 ID:86FQdztyO
「……あれ、そう言えば……」
「お兄ちゃん……お代わり、いる……?」
5: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:25:52.21 ID:86FQdztyO
「……お兄ちゃん大丈夫? さっきから少しおかしいよ?」
「お兄ちゃん……もう一回、寝る?」
6: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:26:28.11 ID:86FQdztyO
気持ち悪い程の沈黙が、部屋を包んだ。
心配そうに俺を見つめる6つの目が、俺の心を揺らし続けた。
理由の分からない不安、焦り、緊張、動悸が襲い掛かってくる。
視界が揺れて、足が震える。
7: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:26:57.57 ID:86FQdztyO
「ふふ、兄さん。そんなに慌ててどうしたんですか?」
「…………え……」
8: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:27:33.96 ID:86FQdztyO
9: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:29:17.69 ID:86FQdztyO
『永遠に出られなくなってしまったらしい……』
……なんだ、これ。
10: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:30:36.97 ID:86FQdztyO
「今日の朝ご飯はね、甜花ちゃんが作ったんだよ!」
「にへへ……甜花、頑張った……」
11: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 17:31:06.68 ID:86FQdztyO
「お兄ちゃん……甜花とゲーム、しよ?」
食器を片付け終えて、リビングのソファで小休止。
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