16: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:21:04.93 ID:86FQdztyO
「…………そう、だな……」
捨てるしか、無かった。
17: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:22:13.56 ID:86FQdztyO
「え……」
書類の山を退ける。
18: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:23:23.68 ID:86FQdztyO
ふふ、と笑う千雪。
釣られて俺も笑いそうになる。
良かった、バレていない。
普段からズボラな自分で良かった。
19: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:24:05.67 ID:86FQdztyO
ぴぴぴぴっ、ぴぴぴぴっ
20: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:24:32.79 ID:86FQdztyO
こんな世界から、逃げ出さないと……!
21: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:25:24.40 ID:86FQdztyO
「お兄ちゃん……甜花とゲーム、しよ?」
食器を片付け終えて、リビングのソファで考える。
22: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:26:10.67 ID:86FQdztyO
『もしもし〜? あ、プロデューサーさん』
「っ! おはようございますはづきさん!」
23: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:26:49.54 ID:86FQdztyO
もう、変な笑いしか出てこなかった。
いや、変なのはこの世界の方か。
終わってたんだ、狂ってたんだ。
24: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:27:23.53 ID:86FQdztyO
『……ふーん、なるほどね。それであんたは家から出られなくなっちゃった、と』
「あぁ」
25: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:28:06.30 ID:86FQdztyO
思い出した際の行動も、もう慣れたものである。
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