25: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2019/12/04(水) 18:28:06.30 ID:86FQdztyO
思い出した際の行動も、もう慣れたものである。
もう何度、今日を繰り返しただろう。
千雪が部屋を訪れる前にメモを隠し、いつも通りの四月一日を始める。
けれど俺には、希望があった。
何度も挑戦出来るアドバンテージと、冬優子と言う味方が出来た。
チャンスならある。
千雪は無理だろうが、甘奈か甜花なら味方になって貰える。
きっと、真正面からぶつかれば分かってくれる。
そう信じて、俺は何度目かの初めて甜花が一人で作った朝食を食べた。
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