尾頭ヒロミ「私が巨神兵の母親になります」安田龍彦「冗談ポイですよ、尾頭さん」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:57:07.33 ID:/nmY5k+wO
「兵器の運用は自衛隊に任せるべきでは?」
「脳筋連中には情操教育は不可能です」
「尾頭さん、地が出てますよ」

意外と毒舌な尾頭に面食らう矢口だったが。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:59:05.51 ID:/nmY5k+wO
「矢口官房長官」

安田とのやり取りを終えて、尾頭は懇願した。

「どうか私にやらせて下さい」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:00:37.60 ID:/nmY5k+wO
「総理、ご報告します」
「聞こう」

同日、1時45分。
官邸執務室での赤坂総理との非公式会議にて。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:02:39.50 ID:/nmY5k+wO
「ほんとにやるんですか、尾頭さん」
「ええ、もちろん」
「はあ……どうなっても知りませんよ」

同日、午前2時。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:05:19.40 ID:/nmY5k+wO
「まずは中露を黙らせる」

官邸対策室は今や司令室だ。
管制官兼副司令の役目を担う矢口は無線で巨神兵に乗り込む尾頭に指示を伝えていた。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:06:59.34 ID:/nmY5k+wO
「尾頭主任研究員、ちなみに命中精度は?」
『精度は関係ありません。射線上を薙ぎ払いますので、観測機は今すぐ高度を上げて下さい』
「だそうだ。乗組員に注意しておけ」
「はっ……無茶苦茶だ」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:08:54.21 ID:/nmY5k+wO
「キングギドラの予想進路は?」
「真っ直ぐ東京を目指していると思われます」
「到達予想時刻は?」
「今から1時間後。午前5時半です!」
「馬鹿な……速すぎる」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:11:29.44 ID:/nmY5k+wO
東京駅。ゴジラ格納シェルター内部。

「総員退避ー!」
「バルブを閉めたら速やかに避難しろ!」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:12:54.43 ID:/nmY5k+wO
「駄目です! 完全に暴走状態です!」
「だから言わんこっちゃない!」

一気に10歳は老けたような志村の悲壮な顔。
矢口とて似たような顔をしているだろう。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:14:43.43 ID:/nmY5k+wO
「キングギドラ、来ます!」

東京中に設置された監視カメラの映像が届く。
朝焼けを反射して黄金色に輝く鱗。
特徴的な3つの首と、巨大な二翼。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:16:36.80 ID:/nmY5k+wO
同日、午前6時過ぎ。
ゴジラ並びにキングギドラが東京湾で衝突。
互いに一進一退の攻防を繰り広げた。

「この映像は高く売れそうだな」
以下略 AAS



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