尾頭ヒロミ「私が巨神兵の母親になります」安田龍彦「冗談ポイですよ、尾頭さん」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:11:29.44 ID:/nmY5k+wO
東京駅。ゴジラ格納シェルター内部。

「総員退避ー!」
「バルブを閉めたら速やかに避難しろ!」

凍結中のゴジラ周辺には血液凝固剤の精製プラントが建設されて貯蔵タンク密集しており、作業員はバルブを閉めながら避難していた。

そこでふと、ひとりの青年が気づく。

「おい……あれ」
「なんだよ、急いでんだよ!」
「今、尻尾が……」
「ああん? 尻尾がなんだって……」

次の瞬間、ゴジラの尾の先から閃光が迸る。
作業員は瞬時に蒸発して、影となった。
爆炎の中、巨大な尾が建造物を薙ぎ払う。

「ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

数年ぶりに目覚めたゴジラの咆哮は。
遠く離れた疎開地まで轟き、呼び起こす。
あの日なす術なく蹂躙された日本人の記憶を。


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