尾頭ヒロミ「私が巨神兵の母親になります」安田龍彦「冗談ポイですよ、尾頭さん」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:16:36.80 ID:/nmY5k+wO
同日、午前6時過ぎ。
ゴジラ並びにキングギドラが東京湾で衝突。
互いに一進一退の攻防を繰り広げた。

「この映像は高く売れそうだな」
「復興財源には到底足りません」

両者の対決はまさに天変地異だった。
キングギドラの雷撃。ゴジラの熱線。
互いに直撃を与えられずに被害が拡大した。

「そう簡単に共倒れにはならんか」
「生存本能は生物の根幹ですから」
「そうだな。我々も見習うべきだ」

両者の戦闘が始まり既に1時間が経過。
拮抗しついて未だ、決着の気配は見えない。
永遠にこの地獄が続くかと思われた、その時。

「ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

状況が動いた。
ゴジラの熱線がキングギドラの翼に命中。
片翼となったキングギドラは落下。
すかさずゴジラが追撃して肉弾戦に移行。
3つの首のうち1つを食い千切った。
とはいえ、キングギドラの頭部は3つ。
残り2つの首を伸ばしゴジラの両肩に噛みつく。

「がっぷりだな」
「物凄い地鳴りですね」

かなり距離が離れている官邸が揺れている。
まさに大地を揺るがすエネルギー。
互いが互いを拘束し合い、一歩も動けない。

『矢口さん。そろそろ、東京に到着します』

それは空路を経て東京に到着した尾頭からの無線によって、願ってもない好機となった。


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