尾頭ヒロミ「私が巨神兵の母親になります」安田龍彦「冗談ポイですよ、尾頭さん」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:49:10.31 ID:/nmY5k+wO
「これより関係閣僚会議を始める」

同日、午前1時過ぎ。
事故発生から1時間。内閣官房長官である矢口蘭童が口火を切り、関係閣僚会議が開催された。

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:51:16.80 ID:/nmY5k+wO
「夜分遅くにすまない、尾頭さん」
「やはり来ましたか、矢口官房長官」

同日、午前1時15分。
深夜だというのに白衣を着た尾頭ヒロミはゴジラ研究所で矢口が来るのを待ち構えていた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:52:43.63 ID:/nmY5k+wO
「素晴らしい……」

ドクン……ドクン……響き渡る鼓動。
巨大な人工子宮の中でそれは育まれた。
全長30メートルほどの胎児。いや、巨神の子。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:54:45.04 ID:/nmY5k+wO
「ああ、矢口さん。お久しぶりです」

旧知の安田龍彦は気安い笑顔で挨拶をした。

「久しぶりだな、安田くん」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:57:07.33 ID:/nmY5k+wO
「兵器の運用は自衛隊に任せるべきでは?」
「脳筋連中には情操教育は不可能です」
「尾頭さん、地が出てますよ」

意外と毒舌な尾頭に面食らう矢口だったが。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 21:59:05.51 ID:/nmY5k+wO
「矢口官房長官」

安田とのやり取りを終えて、尾頭は懇願した。

「どうか私にやらせて下さい」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:00:37.60 ID:/nmY5k+wO
「総理、ご報告します」
「聞こう」

同日、1時45分。
官邸執務室での赤坂総理との非公式会議にて。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:02:39.50 ID:/nmY5k+wO
「ほんとにやるんですか、尾頭さん」
「ええ、もちろん」
「はあ……どうなっても知りませんよ」

同日、午前2時。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:05:19.40 ID:/nmY5k+wO
「まずは中露を黙らせる」

官邸対策室は今や司令室だ。
管制官兼副司令の役目を担う矢口は無線で巨神兵に乗り込む尾頭に指示を伝えていた。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:06:59.34 ID:/nmY5k+wO
「尾頭主任研究員、ちなみに命中精度は?」
『精度は関係ありません。射線上を薙ぎ払いますので、観測機は今すぐ高度を上げて下さい』
「だそうだ。乗組員に注意しておけ」
「はっ……無茶苦茶だ」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/07(木) 22:08:54.21 ID:/nmY5k+wO
「キングギドラの予想進路は?」
「真っ直ぐ東京を目指していると思われます」
「到達予想時刻は?」
「今から1時間後。午前5時半です!」
「馬鹿な……速すぎる」
以下略 AAS



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