328: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:22:02.29 ID:L/MaCyf+0
村長「のう…やはり警護の者を付ける訳にはいかぬか」
女「お父様」
329: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:23:04.35 ID:L/MaCyf+0
...ギュッ
女「あ…」
330: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:24:36.47 ID:L/MaCyf+0
ーーーーーーー
ザッ、ザッ、ザッ
331: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:25:29.10 ID:L/MaCyf+0
ケモノ「…似た者…?俺と、貴女が、か?」
女「はい。世界中の誰より、きっと」
332: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:27:08.50 ID:L/MaCyf+0
ーーー2年後ーーー
『長月 十七
333: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:27:40.81 ID:L/MaCyf+0
女「あなたが抱えても、泣き声一つ零しませんよ?」
ケモノ「それはそうだが…」
334: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:28:39.13 ID:L/MaCyf+0
ーーー翌日 村ーーー
村民「村長!村長!いらっしゃいますか!?」
村長「なんじゃ騒々しいの。せめてノックの一つくらいしたらどうじゃ」
335: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:29:35.10 ID:L/MaCyf+0
「女よ、居ないのかね」
336: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:30:12.89 ID:L/MaCyf+0
村長「…!」
赤子「……」
337: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:30:49.35 ID:L/MaCyf+0
ーーーーーーー
巫女「御神様、どうぞお聞き下さい」
巫女「我ら村の者一同、妖禍子の保護に努めておりますが、ご存知の通りこの山の妖禍子も数が減ってきておられます」
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