反物質男「またお前に会えて嬉しいよ」対消滅女「……なにカッコつけてるのさ」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:16:49.34 ID:qoKz8IIqO
「すげー星空」

荒れ果てた大地に寝転がり、夜空を見上げる。
周囲に光源がなく快晴なので、満点の星空だ。
窪地に水が溜まっていたし、裂けた大地には川も流れていた。きっと海だってあるだろう。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:19:17.09 ID:qoKz8IIqO
「状況を整理してみよう」

あれからほどなくして海に辿り着き。
獲った魚を食いながら、状況を整理した。
もちろん火などなく魚は生のまま踊り食いだ。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:21:04.31 ID:qoKz8IIqO
「インターネットは……通じるわけないよな」

あれからしばらく考えたが結論を出せず。
グーグル先生に頼ろうとしたが、ネットはおろか、通信端末だってどこにもありゃしない。
もしかしたら中空にWi-Fiが飛んでるやも知れんが、いかんせんそれを受信する術がなかった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:23:47.83 ID:qoKz8IIqO
「いやいや、流石に世界は滅びないだろ」

セルフツッコミをして、考え直す。
爆発のエネルギーは放射状に広がる。
指向性はなく、全周囲に拡散するのだ。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:25:06.44 ID:qoKz8IIqO
「悔やんでいても始まらない」

ひとまずの結論を導き出した翌日。
ひとしきり泣いて亡き僕っ娘を弔ってから。
とりあえず行動を起こしてみることにした。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:27:12.65 ID:qoKz8IIqO
「うお……登ってみると案外高いな」

この世界に壁はない。だが、地面はあった。

「垂直に落下すれば、地面だって壁だ」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:29:04.17 ID:qoKz8IIqO
「ちょっと! 大丈夫!?」
「ん……僕っ娘か?」
「良かった。すごい音がしてぶっ倒れたから、死んでしまったんじゃないかと思ったよ」

目を開けると僕っ娘に膝枕をされていて。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/07(土) 01:30:38.78 ID:qoKz8IIqO
「それがどうした?」
「ひ、開き直るんだ……というか」
「なんだ?」
「さ、先っぽが濡れてるんだけど……」
「そんなことは瑣末な問題だ」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2019/09/07(土) 01:35:55.84 ID:tWNeoynDO
フハッの人だと気付かずになんとなくしんみりした気分で読んでたらやられた
おつ


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