精霊使いのお姫様「魔女殿を助けたくはありませんか?」竜の子「助けたい!」
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3:名無しNIPPER[sage sapa]
2019/07/24(水) 20:43:48.33 ID:a/Td8N0wO
「いいですか若様。お友達は大切な存在です」

ひとことひとこと、噛み砕くように説明した。

「失えば、もう二度と元には戻りません」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 20:48:16.18 ID:a/Td8N0wO
「……ごめんなさい」

自らの過ちに気づき、愚かさが身に沁みた竜の子は消沈して素直に謝る。しかし、泣かない。

「僕が全部悪かった。僕は、自分が情けない」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 20:51:32.55 ID:a/Td8N0wO
「ほほう。これまた随分立派なお城ですねぇ」

あの後、すっかりへそを曲げてしまった生贄娘をどうにかこうにか竜の子が説得し、魔女が連れ去られたと思しき城の前までたどり着いた。
城門は堅牢であり周囲はお堀に囲まれ、見張りの衛兵の数も多くどこにも隙は見当たらない。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 20:54:56.12 ID:a/Td8N0wO
「あらあら、まあまあ」

衛兵から事の次第を聞いた姫君は淑やかに微笑んで、竜の子と生贄に向けて手招きをした。

「さあ、漏らさぬうちに早くお入りなさいな」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 20:59:13.49 ID:a/Td8N0wO
「ふぅ……なかなか、見事なお点前で」
「お粗末様でした」
「粗末なものにこそ、価値は光るのです」

そんな、いかにも格言っぽいことを言っているがそれは単に糞に対しての褒め言葉であった。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 21:01:56.86 ID:a/Td8N0wO
「ふふっ……ごめんあそばせ。わたくしとしたことがつい、おふざけが過ぎてしまいましたわ」

上品にくすりと笑って、姫君は種を明かした。

「実はわたくしは精霊の声が聞こえるのです」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 21:05:20.56 ID:a/Td8N0wO
「昏き穴蔵の魔女は強大です。しかし、たった独りでは巨悪を討ち亡ぼすことは困難でしょう」
「魔女さん、負けちゃうの……?」

姫君の言葉に真摯に耳を傾ける竜の子を危ぶみ、生贄娘が割って入る前に、予言を告げた。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/24(水) 21:07:13.44 ID:a/Td8N0wO
「……『また』でしたね、若様」
「……ごめんなさいでした」

あの後すぐにお漏らしお姫様から魔女の現在地を教えられて、竜の子と生贄娘は城を出た。
桟橋を渡りながら、生贄娘は竜の子を叱る。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2019/07/25(木) 00:16:03.02 ID:i9o48gFp0
ローカルルールも守れないHTML化の依頼もしないで放置するような奴に面白いSS書けるわけないよな
ただただ下品でキモいだけ
R板に移動もできないのか?そこまで無能なの?


12:名無しNIPPER[sage]
2019/07/25(木) 05:37:59.77 ID:sgT7nv7FO
1つにまとめてくれ


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