精霊使いのお姫様「魔女殿を助けたくはありませんか?」竜の子「助けたい!」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/24(水) 20:48:16.18 ID:a/Td8N0wO
「……ごめんなさい」
自らの過ちに気づき、愚かさが身に沁みた竜の子は消沈して素直に謝る。しかし、泣かない。
「僕が全部悪かった。僕は、自分が情けない」
自分自身への嫌悪感で、竜の子の頭は冷え切り、どうすればいいかを考えることが出来た。
「生贄娘、お願い」
「はい、なんなりとお命じくださいませ」
「僕と一緒に、魔女さんを助けて……!」
声が震えた。まさしく、恥の上塗りだった。
今更どの口が助けを求めるのか。格好悪い。
情けない自分が惨めで、醜くて、嫌になる。
それでも竜の子のその悔しそうな顔を見て。
「はい。この私に全て、お任せくださいませ」
そこに含まれる様々な葛藤が必ずやこの子を強くしてくれると、そう確信して、ようやく生贄娘は優しい微笑みを浮かべ、快諾してくれた。
「ありがとう……生贄娘」
「必ずや、若様のご期待にお応えしましょう」
「うん……本当に、ありがとう」
自信満々にそう言い切る生贄娘は頼りになる。
自分もいつか、そんな大人になりたいと思う。
いや、ならなければならないと、決意をした。
「ところで、若様。ひとつ気になることが」
「えっ? なんのこと?」
「去り際に、魔女から何を貰ったのですか?」
「ほえ?」
そう言えば何かを手渡されたなと思い出して、握りしめていた手のひらを開くと、そこには。
「ま、真っ黒クロスケ……!」
黒くてスケスケの魔女の下着が現れた、瞬間。
「やっぱり魔女を助けるのはやめましょう!」
「ええっ!?」
「何が、どうか、忘れないで、ですか! 馬鹿にしてるとしか思えません! これは没収です!」
憤慨した生贄娘に、魔女の黒くてスケスケな下着を没収された竜の子は、なんだか勿体なかったなと、そう感じて、ちょっとだけ涙が出た。
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