竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:31:06.42 ID:kW3uxFR3O
「ひっ! ま、待ってくれ! 命だけは!」
「はい。命だけは助けてあげましょう」
己の身の安全と優位性を失った奴隷商はすぐさま命乞いをして、生贄娘はその要求を飲んだ。
とはいえこのまま解放するわけにはいかない。
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:34:08.79 ID:kW3uxFR3O
「もう、いくらなんでもやりすぎだよ」
「ですが、あの方法が最善でしたので」
事を終えて、事なきを得た。もう安全だ。
糞塗れとなった奴隷商は表に出られない。
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:36:19.55 ID:kW3uxFR3O
「だいぶ陽が落ちてきましたね」
「夜でもこんなに明るいなんて……」
「この出店の数からすると、お祭りの本番は夜からのようですね。おっと、噂をすれば……」
祭りで賑わう、港町の出店の数々が灯す明かりに、竜の子が目を奪われ、輝かせていると。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:39:03.46 ID:kW3uxFR3O
「ねえ、生贄娘」
「はい、如何しましたか?」
「村に……帰りたくはないの?」
それはずっと聞けずにいた質問だった。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:41:16.00 ID:kW3uxFR3O
「がっかりさせてしまい、申し訳ありません」
「別に、今更謝る必要はないけどさ……」
「けど、なんでしょう?」
分かり切ったことを尋ねる生贄娘にねだった。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:44:33.59 ID:kW3uxFR3O
「ううっ……こんなの、あんまりだ」
「ああ、若様……おいたわしや」
竜の子の汚れたお尻を、恭しく拭いながら。
シクシク涙を流す、竜の子を慰める生贄娘。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:45:46.91 ID:kW3uxFR3O
おまけ
「……少し席を外すぞ」
「いけませんよ、ドラゴンさん」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/07/21(日) 22:45:52.20 ID:jvhkMm4y0
, ‐ ' "´ ̄ ̄ ̄ 丶、
, '´ _r─'´ ̄`ー-、_ ヽ
r‐ ''" ノ´ ※ ※ ヽ 丶
| ..::::-┴´ ̄` ̄` ̄`ー、_ `ヽ ヽ
Y'´ : : : : : : : : ヽ ※ ヽ '、
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:48:50.74 ID:kW3uxFR3O
「あの子はきっと大丈夫ですよ」
「だが、あの子はまだ子供で……」
「生贄娘ちゃんもついてます」
竜の妻は自分と同じ頭のおかしい匂いのする生贄娘を買っていた。脱糞好きは信用できる。
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/07/23(火) 06:20:04.70 ID:Jp71PZ0wO
いい話に見せかけた糞スレ(褒め言葉)
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