竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 22:34:08.79 ID:kW3uxFR3O
「もう、いくらなんでもやりすぎだよ」
「ですが、あの方法が最善でしたので」

事を終えて、事なきを得た。もう安全だ。
糞塗れとなった奴隷商は表に出られない。
しばらくは追ってくることはないだろう。

「それでも、あんなこと……良くないよ」
「おや? 若様、お顔が赤くなってますよ?」
「あ、赤くなんてなってない!」
「お熱でもあるのでしょうか?」

そう言って額に手を当てる生贄娘にはやっぱり母の面影が感じられて、更に顔が熱くなった。

「ね、熱なんてないよ!」
「ふむふむ。ははあ……なるほど、そうですか」
「な、なにを納得しているの……?」
「さては、奴隷商が羨ましいのですね?」
「なっ!?」
「若様ったらヤキモチを焼いていらっしゃる」
「ヤキモチなんて、焼いてないもん!」

とんだ言いがかりに頬を膨らませて拗ねる竜の子の頭を生贄娘は優しく撫でて、こう諭した。

「あと少し大人になってからのお愉しみです」

そう言われると嫌でも愉しみになってしまう。


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