11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:02:19.13 ID:PRZBj2Ss0
響子「CPのプロデューサーが卯月ちゃんを見る目。いつもは怖いのに、卯月ちゃんを見ている時だけはなんだかカワイイんですよ!」
卯月「え……? プロデューサーさんの目は普段からカワイイし……そ、それにカッコイイ時も」
響子「うわぁ。恋は盲目って、こういうことを言うんだ。怖カッコイイのはわからないでもないけど、カワイイはわからない」
12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:03:34.12 ID:PRZBj2Ss0
卯月「……本当、ですか?」
響子「かもしれない、だよ。だから卯月ちゃん。念のため確認して、そんな愚劣な振る舞いをしようという考えを夢にも思わないように、根絶しなきゃっ」
卯月「で、でも。プロデューサーさんのプライベートに口出しする権利なんて、私にはありません」
13: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:04:29.76 ID:PRZBj2Ss0
※ ※ ※
武内P「なぜ、なぜこんなことに……?」
14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:05:07.72 ID:PRZBj2Ss0
由里子「ホモであることを打ち明ければ、アイドルたちの眼も覚めるじぇ! CPのプロデューサーがノンケだというふざけた幻想をぶち壊せる!」
武内P「」
由里子「最初のうちは驚かれるかもしれないけど、大丈夫。みりあちゃんぐらいの歳でも、ユリユリ・ワールドを理解できる娘は珍しくないから」
15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:05:40.35 ID:PRZBj2Ss0
卯月「その……こんなことを言ってもプロデューサーさんを困らせるだけだって、わかってるんです。でもお願いします! 聞いてください!」
武内P「……わかりました。どうぞ続けてください」
卯月「私は多分――多分、というあいまいな気持ちでこんなこと言ってすみません」
16: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:06:23.99 ID:PRZBj2Ss0
武内P(私は馬鹿か。こんな真剣に、勇気をもって想いを伝えてくれている少女の気持ちを、間違いに違いないと決めつけるなんて!)
武内P(彼女が大人になって、今の想いを持ち続けていなかったとしても――この瞬間は本物であることに違いが無い)
武内P「――わかり、ました」
17:まゆの3レスクッキング:@自分のせいで親友が酷い目にあっていると、精神的に揺さぶります[sage]
2019/06/01(土) 04:07:46.48 ID:PRZBj2Ss0
お・ま・け
18:まゆの3レスクッキング:A次にPさん自身も気づいていない本音を拾い上げ、まゆの言葉に説得力を持たせます[sage]
2019/06/01(土) 04:08:55.38 ID:PRZBj2Ss0
まゆ「やめますよ。プロデューサーさんたちがもう二度と、こんな悲しいマネをしないと約束さえしてくれたら」
まゆP「……言っておくがな。俺は、いや俺たちは独身だ! 彼女もいない! 咎められるようなことは何一つしていない!」
まゆ「……」
19:まゆの3レスクッキング:B最後に、まゆに手を出す正当性を用意して……うふふ[sage]
2019/06/01(土) 04:10:01.40 ID:PRZBj2Ss0
まゆ「考えてみてください。今のままプロデューサーさんが婚活に行ってしまったら、どうなるのかを」
まゆ「本当はまゆしかいないって気づいている以上、どうしたって相手は妥協することになります」
まゆ「そんな気持ちで選んで……まゆを守るために他の女性と結婚して……その女性を幸せにできますか? 幸せな家庭を築けますか?」
20: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:11:43.91 ID:PRZBj2Ss0
最後まで読んでいただきありがとうございました。
久しぶりにSSを書くのはいいが――別に、しまむーを普通に可愛く書いてしまっても構わんのだろう?
久しぶりにしまむーとちゃんみおを書けて楽しかったです
そして未央ちゃん。シンデレラガールおめでとうございます!
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