11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:02:19.13 ID:PRZBj2Ss0
響子「CPのプロデューサーが卯月ちゃんを見る目。いつもは怖いのに、卯月ちゃんを見ている時だけはなんだかカワイイんですよ!」
卯月「え……? プロデューサーさんの目は普段からカワイイし……そ、それにカッコイイ時も」
響子「うわぁ。恋は盲目って、こういうことを言うんだ。怖カッコイイのはわからないでもないけど、カワイイはわからない」
卯月「え?」
武内P(え?)
響子「とにかく! アイドル皆に優しい人だけど、卯月ちゃんには特に優しいんです」
響子「ただちょっと、卯月ちゃんを本当の天使か何かのように神聖視して、恋愛対象から外れちゃっている可能性もあるけど」
武内P(その通りです! 未成年の担当アイドルを恋愛対象にしたりなどしません! 神聖視は……少し、あるかも、しれません)
卯月「て、天使って! 私プロデューサーさんの前でさんざんドジしてるし、迷惑だってかけちゃって。そもそも養成所にいる私を拾ってくれたのがプロデューサーさんで……困っている時はいつも力になってくれて、頼りになる人で……救われた私を神聖視なんか、しませんよ」
響子「うわぁ。CPのプロデューサーは卯月ちゃんのことを天使。卯月ちゃんはCPのプロデューサーを白馬の王子様と思っている。とんだバカップルだぁ」
卯月「バカッ!?」
武内P(プル!?)
響子「バカップルはバカップルのまま放置した方がいいのかもしれないんだけどね、最近妙な噂があるの」
卯月「バカップル……私とプロデューサーさんがバカップル……えへへ」
響子「卯月ちゃん、卯月ちゃん。聞いてってば」
卯月「……えっ!? うん、頑張ります!」
響子「誰かはわからないんだけどね。今度うちの事務所のプロデューサーたちが、婚活に行くんだって」
武内P(なぜ、噂になっているのですか……?)
響子「私のプロデューサーはそんなことする予定は無いって確認はとれたし、今後もしないように釘を刺したから大丈夫なんですけど、どうやら婚活に行く一人はまゆPのようなんです」
卯月「え、それじゃあもしかして」
響子「うん。まゆPと仲が良い、CPのプロデューサーも行くかもしれないの。CPのプロデューサーが卯月ちゃんを愛しているのは間違いないけど、愛しているからこそ無理に諦めようとして、こんな担当アイドルを見捨てて裏切るような畜生な催しに血迷って参加するかもしれないよ」
武内P(……耳の調子が悪いようです。五十嵐さんらしからぬ毒を含んだ言葉が聞こえるはずがありません)
五十嵐響子
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