武内P「私の愛が重い?」
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12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:03:34.12 ID:PRZBj2Ss0
卯月「……本当、ですか?」

響子「かもしれない、だよ。だから卯月ちゃん。念のため確認して、そんな愚劣な振る舞いをしようという考えを夢にも思わないように、根絶しなきゃっ」

卯月「で、でも。プロデューサーさんのプライベートに口出しする権利なんて、私にはありません」

響子「大丈夫! 卯月ちゃんの言う事ならちゃんと聞いてくれます! 天使様のお願いなんですから」

卯月「だ、だからプロデューサーさんは私のこと、そんな目で見てないってば」

響子「卯月ちゃん、そんなに自信が無くてどうするの!? いつCPのプロデューサーに告白されるかわからないんだよ!」

武内P(しませんからね!?)

卯月「な、なんでそうなるの!?」

響子「そりゃあ愛している卯月ちゃんに婚活に行くんじゃないかって心配されたら、いくら女心がわからない朴念仁さんでも両想いだって気づいちゃいますよ。あの人は未成年の担当アイドルに手を出すような人じゃありませんけど、卯月ちゃんの勇気を出した行為に誠意を見せない人でもありません」

響子「卯月ちゃんが大人になって、将来アイドルを辞める時に私と――という風に、告白してくれるに違いありません!!」

卯月「そ、そんな……困ります」

響子「……え?」

武内P(……当然の結果です。十以上も年の離れた凶悪な人相の男に言い寄られて、困らないはずがありません。私と島村さんは良好な関係を築けてはいますが、それはあくまで仕事の上であって、男女の関係となればまったく別の話です)

武内P(まあ……困ると言われて、少し悲しい気持ちもありますが)

卯月「だって……プロデューサーさんに告白されたら……断れない、といいますか」

武内P(……うん?)

響子「お?」

卯月「こ、断る理由が――無い?」

武内P(……?)

武内P(……………??)

武内P(…………………………島村さんは、何を言っているのでしょう???)

卯月「――あ、アア! 無しです! 今の無しでお願いします!」

響子「いやぁ、卯月ちゃん。それは聞けない相談ですよ。今の卯月ちゃん、最高にカワイかったよ! 告白された時のことを考えて、初めて自分の恋心に気づいた決定的な瞬間!」

武内P(……五十嵐さんも、何を言っているのでしょうか???)

卯月「いや、だって! ありえません! プロデューサーさんが私に……ここ、告白だなんて! 凛ちゃんや未央ちゃんがいるのに――もう! 響子ちゃんのせいで、さっきからプロデューサーさんで頭がいっぱいじゃないですか!」

響子「ええ〜? 自覚が無かっただけで、普段から好きな人のことで頭がいっぱいだったんじゃない〜?」

卯月「もー! もー! 響子ちゃんはもう!」


アハハハ♪ キャッキャウフフ♪


武内P(……わかりません。いったい、何が起きているのでしょうか?)フラフラ





卯月「……プロデューサーさん?」


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