19:まゆの3レスクッキング:B最後に、まゆに手を出す正当性を用意して……うふふ[sage]
2019/06/01(土) 04:10:01.40 ID:PRZBj2Ss0
まゆ「考えてみてください。今のままプロデューサーさんが婚活に行ってしまったら、どうなるのかを」
まゆ「本当はまゆしかいないって気づいている以上、どうしたって相手は妥協することになります」
まゆ「そんな気持ちで選んで……まゆを守るために他の女性と結婚して……その女性を幸せにできますか? 幸せな家庭を築けますか?」
まゆP「あ、ああ――」ガタガタ
まゆ「お互い真面目なら、最初の数年はなんとかなるかもしれません。けど子どもができて、奥さんはプロデューサーさんのことを二の次にして、それを見て育ったお子さんもプロデューサーさんをないがしろにして……少しずつ、少しずつ暖かいはずの家庭からプロデューサーさんの居場所が無くなっていきます」
まゆ「居場所の無い家庭を避け、外を歩いていると――あれからもう十年以上たつのに、純潔を守ったままのまゆと出会います」
まゆP「そんな……そんなにも、待たせてしまって」
まゆ「家族を裏切ることに胸が痛むのも一瞬のこと。すぐに奥さんとお子さんの冷たい目を思い出し、何よりまゆをこんな長く悲しませてしまった罪悪感と、十年以上もの間せき止められていたまゆへの想いがあふれ出し――まゆを抱きます」
まゆ「……わかりましたか。このままだとプロデューサーさんは、奥さんとお子さんを裏切り、自分自身も傷つけ、まゆも悲しませます」
まゆ「どうすればいいか、わかりますよね」
まゆP「で、でも……でも、俺は」
まゆ「よしよし、いい子」ナデナデ
まゆP「ま、まゆ……?」
まゆ「今までずっと、まゆのために手を出すことを我慢してましたもんね? だからまゆも他の女が近づかない限り、今のままでいいと思っていました」
まゆ「でもそのせいで、プロデュサーさんがこんな悲しいマネをするほどに追い詰めてしまいました」
まゆ「もう、我慢しなくていいんですよ」
まゆP「だ、ダメだ。俺は……俺は、まゆのためにも」
まゆ「我慢したら……どうなってしまいますか?」
まゆP「――あ」
まゆ「皆、不幸になるだけ。だから、我慢したらいけないんですよ」
まゆP「我慢したら……ダメ」
まゆ「プロデューサーさんがしたいことは、なんですか?」
まゆP「お、俺は……俺は! 俺はずっと前からまゆを――ッ!!」
まゆ「はい。まゆのこと、思いっきり愛してください」
まゆP「ま、まゆううううううううううぅ!!」ギュっ
まゆ「あっ……んっ、いいですよ。もっと、もっと強く抱きしめてください。壊れるぐらいに、まゆが決して離れることがないように!」
まゆP「まゆ、まゆ……俺だけのまゆ……! もう離さない! 愛している!」
まゆ「はい、離さないでください。まゆを、プロデューサーさんだけのモノにしてください!」
まゆ「うふふ」
まゆ「うふふふふふふふふふふふふふ」
〜Happy End〜
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