18:まゆの3レスクッキング:A次にPさん自身も気づいていない本音を拾い上げ、まゆの言葉に説得力を持たせます[sage]
2019/06/01(土) 04:08:55.38 ID:PRZBj2Ss0
まゆ「やめますよ。プロデューサーさんたちがもう二度と、こんな悲しいマネをしないと約束さえしてくれたら」
まゆP「……言っておくがな。俺は、いや俺たちは独身だ! 彼女もいない! 咎められるようなことは何一つしていない!」
まゆ「……」
まゆP「まゆが俺のことを慕ってくれているのはわかる。けどな、それは一時の気の迷いなんだ。読者モデルである程度知ってたとはいえ、まだアイドルの仕事に慣れていない時に力になれた俺のことを、良くとらえ過ぎているだけなんだ」
まゆ「ふふ」
まゆP「もちろんまゆみたいな素敵な女の娘に慕ってもらえるのは素直に嬉しいよ。たとえそれが若気の至りでも。嬉しいからこそまゆが将来出会うに違いない、俺なんかよりずっと素敵な男と巡り合う時のために、まゆとそういう仲になるわけにはいかないんだ」
まゆ「うふふ」
まゆP「……なあ、まゆ。俺の話聞いてくれてる?」
まゆ「はぁい。大好きなプロデューサーさんのお話です。一言一句漏らさずに聞いてますよ」
まゆP「うん。聞いてくれいるのはわかったけど、ちゃんと理解してくれているのか不安になってな」
まゆ「ちゃんと理解していますよ。お話ししている、プロデュサーさん以上に」
まゆP「え……?」
まゆ「さっきからプロデューサーさん、まゆに言い聞かせているんじゃなくて、自分に言い聞かせています」
まゆP「……ッ!?」
まゆ「まゆのことが好きだ、大好きだ。自分だけのものにしたい。結婚して、二人で幸せになりたい。けど……そんなことは許されない。ここは大人の自分が、我慢しなければ」
まゆ「そんな想いが伝わってきて、嬉しくってつい笑っちゃいました」
まゆP「ち、違う……っ!! お、俺はオマエのためを想っているのは事実だが、それはプロデューサーとして、親御さんから預かっているアイドルを心配してのことなんだ!」
まゆ「ダメですよぉ、プロデューサーさん。自分も騙せないようなウソ、誰よりもプロデューサーさんを理解しているまゆには通じません」
まゆP「違う……違う……お、俺は……未成年の……それも、担当しているオマエをそんな目で、見たりなんか……」
まゆ「……いいんですよ、プロデューサーさん」ギュッ
まゆP「ま、まゆ……?」
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