武内P「私の愛が重い?」
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14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/06/01(土) 04:05:07.72 ID:PRZBj2Ss0
由里子「ホモであることを打ち明ければ、アイドルたちの眼も覚めるじぇ! CPのプロデューサーがノンケだというふざけた幻想をぶち壊せる!」

武内P「」

由里子「最初のうちは驚かれるかもしれないけど、大丈夫。みりあちゃんぐらいの歳でも、ユリユリ・ワールドを理解できる娘は珍しくないから」

武内P「いえ、あの……」

由里子「なあに、今の世の中は同性同士に理解があるじぇ。それこそ未成年の娘と関係を持つより、よっぽど健全だという風潮だよ」

武内P「……ッ! 確かに」

由里子「カミングアウトが勇気があるのはわかります。だからこそ、今このタイミングを逃してはダメ! ユリユリも協力するから! さあ!」

武内P(……再び車輪に徹するか、ホモであると嘘をつくか。どちらの方が皆さんが傷つかないかを考えれば、答えは決まっています)

武内P(ホモでない私の嘘は、すぐにボロがでるかもしれません。しかしそこは、私をホモだと信じて疑わない大西さんが全力でフォローしてしまうでしょう)

武内P(私のことなどどうでもいい。皆さんのためにも、私は――)

由里子「さあ、さあ、さあ! まゆPのまゆPにどのようにプロデュースされているシンデレラなのか、今日こそ白日の下にさらす時!」

武内P「わ、私は――」

武内P(さようなら、今日までの私――)





卯月「待ってください!」





武内P「……島村さん?」

由里子「ん? ちょうどいいところに来たね。卯月ちゃんには少し刺激が強いかもしれないけど、これも勉強――」

卯月「プロデューサーさん、お話しがあります」

武内P「……はい」

由里子「……ん?」

卯月「今の大西さんとのお話、聞かせてもらいました。私たちのせいで、プロデューサーさんを困らせてしまったんですね」

武内P「そんなことは……」

由里子「あれ? ひょっとしてユリユリお邪魔? あ、ちょっと端っこの方に寄ってるから、気にしないでください」


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