95: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:21:42.37 ID:Y43jmR6h0
15.5
96: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:24:00.62 ID:Y43jmR6h0
梨子「やっぱりたくさんあるけど、いろんな種類の本があるんだね」
そう言って立ち上がると、梨子さんは本棚の前に立って
97: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:26:44.26 ID:Y43jmR6h0
梨子「本棚の数も思った通りというかたくさんあるね〜」
花丸「うん。残りの本は別室に保管してあって、ときどきここの本と入れ替えしてるんだ」
梨子「えっ!?別室にもまだ本があるの?…たくさん?」
98: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:28:54.58 ID:Y43jmR6h0
梨子「ここは、やっぱり私がパッ!といい感じの作品をおすすめする場面だよね」
意気込んだ表情をした梨子さんは腕組みをすると小さく唸り
左手をあごに当てて考え込んでしまいました
99: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:32:34.51 ID:Y43jmR6h0
花丸「ところで、梨子さんが今夢中になってる本って?」
梨子「ん?ああ、えっとね…」
100: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/20(月) 20:35:43.08 ID:Y43jmR6h0
梨子「そういえば、もうすぐタゾノミウ先生の新刊が出るから町の本屋さんに行こうと思ってるんだけど、花丸ちゃん一緒に行かない?」
花丸「えっ?あっ…うん。行く」
梨子「よかったあ♪断られたらどうしようってちょっと不安だったんだ」
101: ◆QjbAJuMwBnbV[saga]
2019/05/20(月) 20:36:28.24 ID:Y43jmR6h0
次は金曜日 ぐらい
102: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/24(金) 23:46:00.59 ID:VWLtwUnE0
16
幽かな振動を感じながら
103: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/24(金) 23:48:07.63 ID:VWLtwUnE0
それから
何人かに先を譲って、心構えをしてから乗り込んだマルは
心配して降りて来てくれた梨子さんとすれ違って
104: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/24(金) 23:50:47.15 ID:VWLtwUnE0
梨子「最近歌の練習が多くて喉が…」
おもむろに、鞄から飴を取り出して口に含む梨子さん
105: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/24(金) 23:53:36.22 ID:VWLtwUnE0
花丸「声が出辛くなったり、痛みを感じるようになる前の何とも言えない感覚だよね」
梨子「そう!花丸ちゃん。分かる?」
花丸「うん。今までなかなかこの感覚を共有できる人と出会えなかったずら〜」
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