104: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/24(金) 23:50:47.15 ID:VWLtwUnE0
梨子「最近歌の練習が多くて喉が…」
おもむろに、鞄から飴を取り出して口に含む梨子さん
梨子「花丸ちゃんも、いる?」
微笑んで同じ飴の包みをマルに差し出す
花丸「うん。ありがとう梨子さん」
喉のケアに定評のあるその飴を受け取るとマルも口の中に放り込む
…この飴の歴史は長く
海の向こうではその効能の信頼の高さから神の薬なんて呼ばれるほど
舐め終えた後に喉にしつこく味が残ることも無く
喉風邪の気配を感じたときなんかにマルもよく舐めてます
花丸「梨子さん喉痛めたの?」
梨子「ううん、そういうわけじゃないんだけど、なんていうか、気配がね」
花丸「気配?」
梨子「季節の変わり目とかに喉に違和感が出る前の…なんていうか、気配がね」
花丸「気配…」
梨子「ああっ、ごめんね。こんなこと言っても分からないよね」
慌てた様子で胸の前で振ってる梨子さんの両手をぎゅっと握ってマルは言う
花丸「分かるずら!その気配はよ〜く分かるずら」
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