緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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91:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:01:16.38 ID:ACwa9jOx0
「え、えっと……こんな早くに、どうしたの……?」


智絵里の不気味な雰囲気を受けつつも、ちひろはそう問い掛ける。

以下略 AAS



92:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:02:27.45 ID:ACwa9jOx0
昨日のお礼と言われ、ちひろはあのお守りの件だと直ぐに察した。


それと同時に、大量の冷や汗がちひろの顔の表面に浮かび上がる。

以下略 AAS



93:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:03:02.60 ID:ACwa9jOx0
裏切り行為を働いたのだから、恨み言の一つでも言われるのではないか。


そう考えていたちひろにとって、その言葉は些か拍子抜けだった。

以下略 AAS



94:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:03:49.68 ID:ACwa9jOx0
(どうやら、智絵里ちゃん……昨日の事をまだ、聞いてはいないみたいね)


まだ智絵里の耳に、ちひろの裏切り行為が伝わっていない事を、幸運にも感じた。

以下略 AAS



95:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:04:32.30 ID:ACwa9jOx0
「いえ、それは違います」


しかし、その事実を知らないからなのか、智絵里はそう言ってしまう。

以下略 AAS



96:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:05:04.38 ID:ACwa9jOx0
(気持ちって……何かしら?)


何かしらを取り出そうとしているのだから、それは物である事は間違いない。

以下略 AAS



97:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:06:12.88 ID:ACwa9jOx0
そうして考えている内に、その答えに該当する物が、ちひろの脳裏に浮かび上がった。


じっくりと観察すれば、脳裏に浮かんだ答えと、その実物はぴったりと合致する。

以下略 AAS



98:名無しNIPPER[sage]
2019/03/20(水) 10:04:32.55 ID:gIs23y7DO
包丁?アイスピック?ポン刀?バヨネット?


99:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 12:09:05.66 ID:ACwa9jOx0



「えっ……?」

以下略 AAS



100:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 12:09:50.50 ID:ACwa9jOx0
神経が麻痺しているのか、ちひろには刺された痛みを感じてはいなかった。


その置かれた状況を、黙って眺めているしか、ちひろには出来なかった。

以下略 AAS



101:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 12:10:21.38 ID:ACwa9jOx0
だが、それを智絵里が許してくれそうには無かった。


「けど、ちひろさん……」

以下略 AAS



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