緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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101:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 12:10:21.38 ID:ACwa9jOx0
だが、それを智絵里が許してくれそうには無かった。


「けど、ちひろさん……」


喜色で満ちていたのが一転、暖かな表情が氷点下まで一気に温度が下がる。


まるで能面の様な、無機質な表情がそこに浮かび上がった。


「私……あなたの事、憎んでもいるんですよ?」


そしてその瞳の色は、先程にも見た漆黒の色にへと変化している。


ちひろが見ていたのは幻覚でも錯覚でも無く、紛れも無い現実であった。





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