緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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95:名無しNIPPER[saga]
2019/03/20(水) 09:04:32.30 ID:ACwa9jOx0
「いえ、それは違います」


しかし、その事実を知らないからなのか、智絵里はそう言ってしまう。


「ちひろさんも、大きく関わってます」


ちひろを疑う事もせず、純粋に約束を守ってくれたと信じて込んでいる。


そんな智絵里の姿を見て、ちひろは罪悪感に苛まれるが、事実を告げる真似はしない。


この場を切り抜ける為にも、自分を守る為にも、嘘を貫き通す。


それ以外に、ちひろが助かる道は残されていなかった。


「なので……私からの気持ち、受け取って欲しいです」


智絵里はそう言うと、持っていた鞄の中に手を入れ、何かを取り出そうとする。





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