58:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:53:35.83 ID:rQmaNOpb0
(『中身見ました?』って……という事は、何が入ってるのか知ってるの……?)
ちひろはまた嫌な予感がしたが、もう自分にはどうしようもない……そんな境地にまで足を踏み入れていた。
59:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:56:13.54 ID:rQmaNOpb0
とりあえず、ここまで
あと3分の1ぐらいで終わりそうなので、今週中には書き上げたい所です
また書きあがりましたら、投下していきます
60:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:29:54.85 ID:KNlGu87n0
その中からは、先程ちひろも見た通り、束ねられた毛髪が姿を現した。
「おっ、これは……髪の毛か。成る程、そうきたか」
61:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:30:28.73 ID:KNlGu87n0
「ちゃんと言い付けを守っている様で、感心感心」
そんな風にPは一人で納得しつつ、毛髪の束を再び布の上にへと戻す。
62:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:30:59.59 ID:KNlGu87n0
「言葉、通り…?」
ちひろにはとても、そうとは思えなかった。
63:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:31:29.94 ID:KNlGu87n0
「あの、お言葉ですが……私にはそれが、控えめとは思えないんですが……」
「そうですか? 毛髪ぐらいならけっこう控えめ……あぁ、そうか」
64:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:32:06.03 ID:KNlGu87n0
「前に……? 過激って、えっ……?」
ちひろはPからの言葉を理解出来ず、同じく口にして反復するだけである。
65:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:33:06.83 ID:KNlGu87n0
「いやぁ、あの時は焦りました。仕事が控えているというのに、指周りをボロボロにしてきてですね」
そう言われてか、ちひろはある時期に智絵里が指を怪我していた事を思い出した。
66:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:33:45.93 ID:KNlGu87n0
自分が先程までに触れていた布。綺麗でもない、不気味に映える暗色の赤い布。
その赤色が智絵里の血液を使った色だと知り、ちひろは背筋の凍る想いであった。
67:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:36:11.91 ID:KNlGu87n0
とりあえず、ここまで
続きができましたら、また投下していきます
68:名無しNIPPER[sage]
2019/03/13(水) 12:53:44.95 ID:c+gtpj6DO
やめろぉ
もう、やめるんだぁ……
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