緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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60:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 09:29:54.85 ID:KNlGu87n0
その中からは、先程ちひろも見た通り、束ねられた毛髪が姿を現した。


「おっ、これは……髪の毛か。成る程、そうきたか」


Pは束ねられた毛髪を掴み取ると、眼前に近づけて全体をじっくりと見回す。


「布の方は別としても、今回は控えめだな」


「……は?」


そしてPは何でもないかの様にそう口にするのであった。


それを聞いていたちひろは唖然とする。


目の前の男が今、何を言ったのかがにわかに信じられなかった。





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