69:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:32:07.13 ID:uUQDoSUJ0
「あ、あの……Pさん……?」
「ん? 何ですか?」
70:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:33:06.79 ID:uUQDoSUJ0
Pは考える素振りを見せた後、にっこりと微笑んでから、
「ただのアイドルとその担当プロデューサー。それだけの関係ですよ」
71:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:33:56.30 ID:uUQDoSUJ0
「けど、本当ですよ。俺達、付き合ってる訳でも無いですから」
(本当かしら……)
72:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:34:33.54 ID:uUQDoSUJ0
あんな猟奇的なお守りを渡そうとする時点で既に黒であるの明白だった。
それでもPはそう言って憚らないのだ。
73:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:35:18.25 ID:uUQDoSUJ0
「えっ? 何でです?」
「仮に、Pさんと智絵里ちゃんが付き合っていない、という事は認めるとしましょう」
74:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:35:47.73 ID:uUQDoSUJ0
「今すぐ、こんな事は止めさせて下さい。Pさんの為にも、智絵里ちゃんの為にも」
「いや、無理です」
75:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:36:27.32 ID:uUQDoSUJ0
「そもそも。こういった贈り物をしてくる相手が、まともに話を聞くとでも思っているんですか?」
「そ、それは……」
76:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:37:05.32 ID:uUQDoSUJ0
「……どうなっても、知りませんよ」
「結構です。何とでもしてみますよ。他の人達には関係の無い、俺達二人の問題なんですから」
77:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:37:31.75 ID:uUQDoSUJ0
そう言った後、Pは携帯電話を片手に、事務所から去っていった。
『次からは、もう少し考えて行動した方がいいですよ』と、去り際にいらない一言を告げてもいった。
78:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 10:38:50.72 ID:uUQDoSUJ0
とりあえず、ここまで
あとはラストを書き上げたら、完結となります
79:名無しNIPPER[saga]
2019/03/15(金) 12:36:13.12 ID:6lotMned0
………………
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