緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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31:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:11:02.72 ID:Vxrc8n6A0
「そ、それじゃあ……ちひろさん。よ、よろしくお願いしますね」


それから智絵里はそう告げると、用が無くなった為か事務所から出て行き、帰っていった。

以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:11:30.58 ID:Vxrc8n6A0
「……それにしても、プレゼントねぇ」


お守りを手に取ったちひろは顔を近づけ、その作り様を隅々までをじっくりと観察する。

以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:12:03.23 ID:Vxrc8n6A0
「あの二人……もしかして、付き合ってるのかしら……?」


思い返してみれば、そういった可能性も考えうる事に、ちひろは気づく。

以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:12:50.13 ID:Vxrc8n6A0
「……まぁ、でも。あの二人に限って、それは無いわね」


幾らなんでも考えすぎかと、ちひろは今起こった考えを思考の片隅に追い遣る。

以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:13:25.96 ID:Vxrc8n6A0
「そういえば、このお守り。中に何か入っているのかしら……?」


戻そうとしていた手を途中で止め、ちひろはお守りを確かめる様に触れてみる。

以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:21:33.66 ID:86pcC2b80
「でも、プロデューサーさんに渡す前に見たら智絵里ちゃんに悪いし……」


そもそもの話、自分以外の誰に対するプレゼントの中身を見ようとする事自体、間違った行為である。

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:22:13.72 ID:86pcC2b80
「さて、中身は何かしら……」


お守りの封を解いたちひろは袋の口を広げ、中身を確かめる。

以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:22:39.85 ID:86pcC2b80
「これは想定の範囲内だけれど……」


入っている事は予想できてはいたが、それ以外は別だった。

以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:23:07.64 ID:86pcC2b80
「けど、智絵里ちゃんが使ってる所なんて見た事無いけど……」


勤務中のほとんどを事務所で過ごすちひろがそれを見た事が無いというのはおかしな話である。

以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:24:06.59 ID:86pcC2b80
「それに、これ……変な色ね」


染料で着色したにしては、その赤い布の色は何だか小汚かった。

以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:25:02.99 ID:86pcC2b80
とりあえず、今日はここまで

言い忘れてましたが、かなり長めの作品になると思います




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