32:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:11:30.58 ID:Vxrc8n6A0
「……それにしても、プレゼントねぇ」
お守りを手に取ったちひろは顔を近づけ、その作り様を隅々までをじっくりと観察する。
細部まで凝った作りをしており、素人目に見てもその完成度は高かった。
「でも、お守りだなんて……それも手作り。Pさん、相当に智絵里ちゃんに慕われてるのね」
先日にも手作りの栞を貰っている事を考えると、余程に信頼されている事が伺える。
少し前までは人見知りで内気だった少女が、こうして担当に対してプレゼントを渡す。
成長具合としては、かなりの進歩をしていると言える。
改めて、Pのプロデューサーとしての手腕の高さを、ちひろは再認識する。
しかし、そこまで考えた所である疑問が浮かんでくる。
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