緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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39:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:23:07.64 ID:86pcC2b80
「けど、智絵里ちゃんが使ってる所なんて見た事無いけど……」


勤務中のほとんどを事務所で過ごすちひろがそれを見た事が無いというのはおかしな話である。


しかし、恐らくは自分が休みの時にでも使ったのだろうと深くは詮索はしなかった。


「さて、他には……」


ちひろはラミネートされた四葉のクローバーを机に置き、また中身を探っていく。


そして、次に取り出したのは……赤い布だった。


「何かしら、これ……」


先程の四つ葉のクローバーは智絵里と関連づく事から、直ぐに理解ができた。


だが、目の前にある赤い布は全くといって智絵里と結びつかない。


それが何であるかは、ちひろには直ぐに分からなかった。





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