27:名無しNIPPER[saga]
2019/02/26(火) 13:37:06.85 ID:gvuc/soJ0
「……はい」
「だからね、もし伝言や何か渡すものでもあるなら……私で良ければ、智絵里ちゃんのプロデューサーさんに伝えておくけど。どうかしら?」
28:名無しNIPPER[saga]
2019/02/26(火) 13:37:41.51 ID:gvuc/soJ0
「これ、お守り……?」
渡されたのはお守りだった。それも神社で売っている様な作りのものでは無かった。
29:名無しNIPPER[saga]
2019/02/26(火) 13:39:14.54 ID:gvuc/soJ0
とりあえず、今日はここまで
>>19 多分、気のせいですよ(汗)
初投稿なので、前作なんてあるはずがございません
30:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:10:24.91 ID:Vxrc8n6A0
「だ、だから……これ。渡して貰っても、いいですか……?」
そう言って智絵里は上目遣いでちひろを見る。
31:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:11:02.72 ID:Vxrc8n6A0
「そ、それじゃあ……ちひろさん。よ、よろしくお願いしますね」
それから智絵里はそう告げると、用が無くなった為か事務所から出て行き、帰っていった。
32:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:11:30.58 ID:Vxrc8n6A0
「……それにしても、プレゼントねぇ」
お守りを手に取ったちひろは顔を近づけ、その作り様を隅々までをじっくりと観察する。
33:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:12:03.23 ID:Vxrc8n6A0
「あの二人……もしかして、付き合ってるのかしら……?」
思い返してみれば、そういった可能性も考えうる事に、ちひろは気づく。
34:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:12:50.13 ID:Vxrc8n6A0
「……まぁ、でも。あの二人に限って、それは無いわね」
幾らなんでも考えすぎかと、ちひろは今起こった考えを思考の片隅に追い遣る。
35:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 12:13:25.96 ID:Vxrc8n6A0
「そういえば、このお守り。中に何か入っているのかしら……?」
戻そうとしていた手を途中で止め、ちひろはお守りを確かめる様に触れてみる。
36:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:21:33.66 ID:86pcC2b80
「でも、プロデューサーさんに渡す前に見たら智絵里ちゃんに悪いし……」
そもそもの話、自分以外の誰に対するプレゼントの中身を見ようとする事自体、間違った行為である。
37:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:22:13.72 ID:86pcC2b80
「さて、中身は何かしら……」
お守りの封を解いたちひろは袋の口を広げ、中身を確かめる。
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