緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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27:名無しNIPPER[saga]
2019/02/26(火) 13:37:06.85 ID:gvuc/soJ0
「……はい」


「だからね、もし伝言や何か渡すものでもあるなら……私で良ければ、智絵里ちゃんのプロデューサーさんに伝えておくけど。どうかしら?」


ちひろは智絵里の心情を汲み取って、そう言って提案を持ち掛けた。


それを聞いた智絵里の表情は先ほどよりも少し和らいだ様にちひろは感じ取れた。


「い、いいんですか……?」


「えぇ、もちろん」


智絵里の問い掛けににっこりと笑顔で返すちひろ。


それはPや他のプロデューサー達に見せる悪魔の様な笑みでは無く、優しく導く様な天使の様な笑みである。


「そ、それじゃあ……その……」


そう言って自分の手荷物から何かを取り出した智絵里。それを迷う事無くちひろに手渡した。





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