38:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:22:39.85 ID:86pcC2b80
「これは想定の範囲内だけれど……」
入っている事は予想できてはいたが、それ以外は別だった。
39:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:23:07.64 ID:86pcC2b80
「けど、智絵里ちゃんが使ってる所なんて見た事無いけど……」
勤務中のほとんどを事務所で過ごすちひろがそれを見た事が無いというのはおかしな話である。
40:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:24:06.59 ID:86pcC2b80
「それに、これ……変な色ね」
染料で着色したにしては、その赤い布の色は何だか小汚かった。
41:名無しNIPPER[saga]
2019/03/08(金) 13:25:02.99 ID:86pcC2b80
とりあえず、今日はここまで
言い忘れてましたが、かなり長めの作品になると思います
42:名無しNIPPER[sage]
2019/03/08(金) 13:26:19.27 ID:unEJmR0DO
経血かな?
43:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:43:45.87 ID:rQmaNOpb0
「何だ、これだけなのね」
思っていた様な内容とは違い、ちひろはがっかりする。
44:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:44:24.85 ID:rQmaNOpb0
「という事は、まだこの中にも何かが……」
それを確認しようと、ちひろは大胆にもテープを剥がしに掛かる。
45:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:45:20.88 ID:rQmaNOpb0
「これを作ったのは智絵里ちゃん。だから、危険な物が入ってたりとかはしてないはず……」
そう言った後、ちひろは覚悟を決めてテープを破けない様にゆっくりとはがす。
46:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:45:52.32 ID:rQmaNOpb0
「何、これ……。糸……?」
ちひろはそう思ったが、良く見るとそれは糸とは違った。
47:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:46:40.83 ID:rQmaNOpb0
「もしかして、これ……」
ちひろは考え抜いた結果、ある結論に辿りつく。
48:名無しNIPPER[saga]
2019/03/12(火) 13:47:10.36 ID:rQmaNOpb0
智絵里が作ったお守りの中から出てきたという事は、この毛髪は智絵里の物だという事に他ならない。
それこそ、それ以外の可能性は無いに等しかった。
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